タバコは病気の原因に、酷い場合は肺がんも発症

タバコをよく吸う方が肺がんになりやすいという事は統計的に見ても明らかな現象です。
タバコを吸う習慣はがん以外でも様々な病気の要因に実なりやすい事が統計的にわかっていますが、その中でも肺がんは非常にリスクの高い病気なので注意が必要になります。
肺癌というのは言葉の通り肺にできる癌の事ですが、近年罹患者が増えつづけており、日本においては最も脂肪差の数が多い病気とされています。
肺癌は肺胞や気管支が何らかの原因により癌化する状態の事を呼び、病状が悪化すると肺のみでなく他の器官にも広がっていきます。
ここ最近では健康診断などで肺癌の検診を受ける方も多くなり、発見率は上がっているのですが、肺癌は初期状態では自覚症状もなく兆候が現れにくいため、発見時には手遅れになっているという場合が多いのが現状です。
検診を受ける方が増えていて、治療法もどんどん発展しているにもかかわらず、肺癌の患者さんが増え続けているのはこの初期状態での発見の困難さが理由の一つとなっているのでしょう。
肺癌がもつ恐ろしい特徴の一つに他の臓器に転移する事が多いというものが挙げられます。
肺は血液やリンパ液に影響を与える器官なので、肺で発生した癌も血管やリンパを伝って体全体に移動することが多く、全身の色々な部分に転移してしまうのです。
そんな肺癌が最も転移しやすい場所としては骨と脳が挙げられます、
骨は皮膚と同じように新陳代謝によって古い細胞から新しい細胞に変化し続けるのですが、この変化にリンパ液と血液が大きく関与するため、そこをつたって転移してくる癌細胞の転移先になりやすいのです。
そして血液が良く流れる場所である脳にも転移しやすいです。
脳の中でも硬膜と言われる脳を保護する部分に転移しやすく、転移後進行すると、脳機能障害を併発する事があります。

タバコが原因で発生する病気の一種である肺がんは、このように非常に危険ながんなのです。
なぜタバコを吸う習慣が肺がんを発生させてしまうのでしょうか。
タバコが排出する煙にはタバコ自体に含まれている物質の他に、その含まれた物質が不完全に燃焼する事で発生した化合物の二種類の物質が存在しますが、この不完全な燃焼により発生した化合物が問題の中心になります。
一言に化合物と言ってもその中には数千種類の物質が存在すると言われていますが、その中に含まれる多環芳香族炭化水素化合物、ニトロソアニン類等の発がん性の物質が数十種類含まれているのです。
発がん性物質と言うのは体内に入ると酵素によって活性化し、DNAと結合して遺伝子そのもの変異してしまうという性質をもつ厄介な物質です。
この変異がDNA修復遺伝子やがん抑制遺伝子、癌遺伝子などに溜まっていくことで肺癌が発生すると割れています。
タバコを吸う習慣がある方はこの危険な遺伝子の変異がどんどん体の中で行われるため、喫煙者でない方と比べると癌になる確率が高くなるわけです。
この煙草の影響度を計算する方法としてブリンクマン指数と呼ばれる指数があります。
この指数の計算方法は喫煙を開始してからの年数に一日の平均喫煙本数を掛けます。
ブリンクマン指数では600を基準値としているのですが、この計算で出た結果が600を超えた場合、肺癌にかかる危険性が非常に高くなり、喫煙しない方と比べると肺癌にかかるリスクが20倍高くなると言われています。
とても簡単な計算方法ではありますが、計算に使う数値をみるになるほどと思える計算方法ですし、わかりやすく喫煙の危険性を把握できるという点で優れた指数であると言えます。
知人にヘビースモーカがいる場合、このブリンクマン指数を算出して伝える事で、今どれほど危険案状態なのか教えてあえげると良いのではないでしょうか。

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